⑭英文は模様

政府が、大学入試にTOEFL義務付け、卒業時には基準点数を設ける、と提言したのが今年の春先でしたっけ。

日本の英語事情をよく分かっておられるブロガーの方々からは嘲笑の記事がチラホラ^^

今、国を上げて英語力強化を謳っているし、どうしても!必要なのは分かるけれど

今までが今までだし

大学生が、英語だけ!していればいいわけではないし

(研究や課題に取り組まなければいけない、彼らは忙しい)

もしそれを実現するなら、英語教育の低年齢化が先ではないかと。

対応できる教員がいない、または少ないのが現状で、一番ネックになっているとは思うけれど

今でしょ!?

英語話者かき集めて、対策練って欲しいです。

ネットも普及しているんだから、スカイプ英語を教室に導入してもいいかもしれない。

世界には、優秀な講師がたくさんいる。

なんらかの、具体的な手段を講じてほしい。

今のまま、現行したなら一部の富裕層しか対応できないような英語教育が横行するでしょう。

一般の子ども達に同等のチャンスを与えてほしい。

ちなみに

ナツはプリスクールに3年間通っていましたが、当時はちょっと高めの私立幼稚園並みの月謝だったので、うちみたいな一般家庭の子でも選択の範疇。本人もやる気あったしね。ラッキーでした。

フユは高校入学後、一生懸命勉強して、学年模試で最近はずっと1位キープしてますが(中堅校)
英語を専攻する事を決めた時点で、他の教科はほぼ捨てている状態。

ハルは小学校半ばから始めましたが、彼を見ていて小1から英語を教科化して良いように感じました。
6才から学齢期(学校に就学して教育を受けることが適切とされる年齢)と言われるように、幼いながらにその頃までに最低限必要な感覚、日本語のニュアンス等も確立されていたと思うので。

小学校入学と同時に、国語と同レベルの英語教育を、一斉にスタートするなら、納得出来る、大学入試にTOEFL。

英語サイトは、英語のプロやセミプロっぽい人達が見ている所なので

こんな事を書くのは、若干恥ずかしいのですが

相変わらず

一般の、日本国民の英語レベルは相当なもので

英語力推進を謳う新聞記事やニュースを見ていて、そんな付け焼き刃のような対策で追いつくのかと…。

PTAの母達を見ていても

読もうと思えば読めるような簡単な英文ですら、ハミング&スキップしてたりするし。

そういえば

高校時代の親友Sも

英語のテストで長文が出ても読まないって言ってたなー。

長文は最初から読まない、読みものではないと豪語していました。

私達が学生だった昭和50~60年代。

ほとんどの生徒が、中学卒業時には既に英語に苦手意識を持っていたと思います。

それでもなんとか受験英語だけは死守していた学生達も

社会に出る頃には

使いものにならない英語を、そっと足元に下して、さようならをした

それが昭和の英語教育ではなかったでしょうか?

そんな環境にいた子ども達が、大人になって、親になったからといって

いきなり我が子に英語を伝授出来るとは思えないし。

(何度も言いますが、このサイトに辿り着くような人達には当てはまらないかもです)

今は、ネットで英語の音が拾えたりしますが、当時は音すら入手するのが困難でした。

80年台の洋楽ブームの頃には既に、私の脳は“必要ないもの”として、それらをはじいていたような気がします。

 

2013年10月14日