③長女フユの英語履歴
フユはよく笑う女の子でした。
活発で、公園と自転車とお友達が大好きで
ミキハウスやフェリシモのお洋服を着て遊びに行っても
泥だらけにしてくれていました。
(今、ハル、ナツは300円のTシャツ着てます)
そんな時、公園のお友達が
某有名英語教材
を購入したという話を聞いて興味を持ちました。
早速、サンプルを送っていただいたところ
セットでアドバイザーさんも付いてきました。
2010年7月12日
かわいいわが子に英語のプレゼントを…
アドバイザーさんにかき口説かれているうちに
これを買わないと
フユの英語、いや未来さえも
閉ざされてしまう、、ように思えてしまった私は
夫の制止を振り切って
その高額教材を購入することを決めたのでした。
「フユ、これほしい」
当時で50万位だったと思います。
すぐに山のようなダンボールが届き
次々に現れるピカピカの教材に
母娘で狂喜したのを覚えています。
フユは、ビデオは何度も見ていましたが
CDをかけたりテキストを見せても迷惑そうで
いつの間にか玄関口で靴を履いていて
「おしょと(お外)行こうよ」と言っていました。
懲りずに食事中や車の中でもCDをかけていましたが
全く聞いていないのは見てわかりました。
それでもアドバイザーさんの
「子供の耳は天才。
お母様の英語力は関係ありません。
変な発音を聞かせるより
ネィティブイングリッシュ(CD)を聞かせてください」
という言葉を信じてCDをかけ続けました。
2010年7月13日
フユはその後も有名教材の主催する
各種イベントに嬉々として参加していましたが
身振り手振りのジャスチャーや表情に反応しているだけで
英語自体には興味を示しませんでした。
そのうちにビデオにも飽きて
教材はリビングの棚に
神々しく飾られるようになりました。
私はといえば
フユが外で元気いっぱい遊んでいる姿を見ているうちに
特に英語できなくてもなぁ…(ボソッ…)
と思うようになっていました。
屈託のない笑顔の中には
もっと違う未来が
見え隠れしているように思えたからです。
2010年7月14日